■画像:桧(ひのき)集成板[長さ200mm×幅200mm×厚み5mm]
●製造工程
例)[300×300×5mm]を生産する場合
[350×350×2.3mm]を2枚用意し、表板(face)として使用します。
次に[350×350×2.3mm]の板を1枚用意し、2枚の表板の間に芯材(core)として、木目をクロス(直交)させて挟み込ませ均等な圧力をかけて圧締(press)します。
養生期間(接着強さが発現する期間)の経過後、自動横切り機にて、ゆとりの寸法に縦切り、横切りします。
次に、厚みを自動カンナ盤にて5.3mmに寸法決めします。
その後、パネルソーにて規定の寸法に木取りします。
そして、ペーパーサンダー機械にて5mmに仕上げし、全角の糸面取りを行い製品となります。
●特徴
材料は、西日本産(主に高知県産)の桧を使用しています。
●乾燥工程
材料入荷後、即日乾燥作業をしています。
120日の屋外乾燥期間を経て工場へ移動し、約30日室内乾燥期間を経て、加工作業へ入ります。
十分な乾燥期間と養生期間を取ることにより、自然木の欠点である曲がり、反り、割れの無い材を選択できます。
製造工程でも説明していますが、弊社の集成材は通常の集成材の特徴である長さ方向の安定性、合板の特徴である幅方向の均質性をもった集成材です。近年脚光を浴びているCLT板(直交集成板)と同じ接着方法で生産しています。
桧材のもつ特有の芳香・光沢を生かすために、塗装はしていません。
●ご利用方法
両面テープご使用により、壁貼りとしてご使用いただけます。
また、鍋敷きとしてもご使用頂けます。
弊社製作の集成材は全商品オール桧製のCLT板(直行集成材)の製品ですので、品質の安定性があり、耐水性の接着剤を使用していますので、水洗いに対応できます。
ただし、水中での漬け置き、食器乾燥機のご使用はご遠慮下さい。
●重量(1枚あたり):120g
木は工業品とは異なり自然に育った環境にあり、同一地域、同一場所であっても、異なった木では育った位置により木理の違いが生じ、重量は異なりますので、あくまでも重量は目安です。
●オーダーカット(無償)
お買い上げいただいた所定サイズから「直線切り」のみ、お客様のご指定に応じて「横切り」「縦切り」を無償でカットさせていただきます。
なお、ご指定の長さは発注時の「備考欄」にお書き添え下さい。
※1カットするのに電動ノコの厚みが最低3mm~5mm必要になりますので、カット指定の際にはご注意ください。
カット端材は、梱包・配送の都合上、省かせていただきます。
商品につきましては1セット毎に、日東工業株式会社製[長さ20m幅15mmの両面テープ1巻]をお付けいたします。