■画像:桧(ひのき)板目集成板(10mm方眼目盛付き)[620×470×18mm]
●製造工程
[750×490×6.3mm]を2枚用意します。
次に、[375×490×6.3mm]の板を2枚準備します。
[375×490×6.3mm]の2枚の板を2枚の材[750×490mm]の間に芯材(core)として木目をクロスさせて圧締し、材の長さを620mm×幅470mmに裁断します。
次に、厚みを自動カンナ盤にて18.3mmに寸法決めし、ベルトサンダー機械により18mmに仕上げ、裏面に面取り仕上げを行い、表面に方眼シートを貼り、製品となります。
●特徴
材料は、西日本産(主に高知県産)の桧を使用しています。
●乾燥工程
材料入荷後、即日乾燥作業をしています。
120日の屋外乾燥期間を経て工場へ移動し、約30日室内乾燥期間を経て加工作業に入ります。
十分な期間と養生期間を取ることにより、自然木の欠点である曲がり、反り、割れの無い材を選択できます。
製造工程でも説明していますが、弊社の集成材は通常の集成材の特徴である長さ方向の安定性、合板の特徴である幅方向の均質性をもった集成材です。近年脚光を浴びているCLT板(直交集成板)と同じ接着方法で生産しています。
桧材のもつ特有の芳香・光沢を生かすために、塗装はしていません。
表面材、裏板、芯材共、節のない材の板目材を使用しています。
柾目材ご希望の方は同様に節のない9mm、21mmの集成材からお選び下さい。
●「桧板目集成板(10mm方眼目盛付き)」の用途
主にスイッチ器具取り付けにご使用いただけます。
●重量(1枚あたり)
2,540g
木は工業品とは異なり自然で育った環境にあり、同一地域、同一場所であっても、異なった木では育った位置により木理の違いが生じ、重量は異なりますので、あくまでも重量は目安です。
●オーダーカット(無償)
お買い上げいただいた所定サイズから「直線切り」のみ、お客様のご指定に応じて「横切り」「縦切り」を無償でカットさせていただきます。
なお、ご指定の長さは発注時の「備考欄」にお書き添え下さい。
※1カットするのに電動ノコの厚みが最低3mm~5mm必要になりますので、カット指定の際にはご注意ください。
カット端材は、梱包・配送の都合上、省かせていただきます。